ヒートパイプを使用する上で問題となるのは、取り付ける部材との接触熱抵抗です。市販のサーマルグリスはシリコンオイルがベースのため200℃で長時間使用すると劣化します。
 片岡線材では200℃以上でも性能劣化しないサーマルジョイントを開発しました。このサーマルジョイントは熱シール用ヒートパイプに使用するための製品です。熱伝導性の大きな金属酸化物を含んだグリース状コンパウンドで、耐熱性に優れた非常にユニークな製品です。
 ヒートブロック(均熱板)とヒートパイプの熱伝導を良くするとともに、優れた均熱性が得られます。
またヒートパイプ挿入時の潤滑効果が期待できます。

タイプ
単位
Aタイプ(低温タイプ)
Cタイプ(高温タイプ)
最適使用温度 -55〜200 -30〜450(*1)
外観 ホワイト・グリース状 ダークブラウン・グリース状
比重 2.45 3.18
熱伝導率 cal/cm.s.deg 1.5 × 10-3 3.2 × 10-3
固化点 -60 -50
離油度 (150℃24h)% 0.5 0.5
加熱減量 (150℃24h)% 0.05 0.05
金属酸化物 アルミ系 銅系
容量 100g・1Kg 100g・1kg

*1 サーマルジョイントCは高温用に開発しましたが、目的はヒートパイプを挿入するブロックの穴径との隙間を埋めるためです。従って少量を塗布する場合は相当高温まで使用可能と推測しております。(ポリアルキルシロキサンの発火点は450℃です。)
注1 ポリアルキル系バインダー樹脂を使用しています。シンナーは使用していません。
注2 ご使用の際はよくかきまぜてからお使い下さい。
注3 ヒートパイプが金型から離脱出来なくなるのは200℃以上から気化が進みサーマルジョイントが流動性を失い固形化する事と、ヒートパイプの径が内圧の増大によって太くなる事に起因しています。



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